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携帯GPS地図『マッピー』提供ブログ用アイコン01 正しい事を繰り返す

今日は、震災の事も心配でならないが、朝から空手の審査会だった。


空手着に着替え行って来た。


みんな頑張っていた。



『間違った事を繰り返すのではなく、正しい事を繰り返すんだよ』


師範はそう言われた。


そうだ、せっかく稽古に頑張って来ているわけだから、間違った動きを繰り返すのではなく

正しい動きを繰り返さなければ意味がない。


人生にも言える事。


正しい事を繰り返したい。



間違いを繰り返す事で、始めは小さなブレかもしれないが、いづれは大きなブレとなりうる。


修正のきかないまでの大きなブレになった時が恐ろしい。


本人はわかっていないからだ。




正しい事を繰り返すためには、正しい人を見習いたい。


間違った人のことばかり揚げ足とっていれば、きっと自分は間違いを引き寄せるだろう。


正しいものを見て、正しいものをお手本にしたい。




もう一つ、大切な事を言われた。

『引き手があるから、突きが生きるんだよ』



空手は正拳突きと言って、いわゆる拳で殴る、パンチの事。


突く手と反対側の手は必ず引き手と言い、胸の横に引く動作が基本中の基本である。

これが、おろそかだと、威力は半減する。



『引き手があるから、突きが生きる』


素晴らしい言葉だと思った。


助けてくれる引き手があるから、突きが生きる。





助けてくれる人がいるから、私が生きる。



助け合うから威力が増す。



移動稽古では、足を引きずらないようにと指示が出た。

『自分の足で歩くんだよ』


体で足を引きずって歩く歩き方は、足先が開いてしまう。

そうすると、相手に動きをさとられてしまう。


『自分の足で歩くんだよ』

しっかりと、自分から、自分の足を自分の意志で動かす。


自分の足で進むことが人生にも言えることだと師範は言われた。





空手の技能を習いながら、生き方まで意識できる。


そんな教えをされる師範だから、だから空手が大好きなんだと感じた。



そして最後はやっぱりこの言葉

『できるようになるまでやれば、必ずできるから。途中でやめるからできないだけだよ。

できるまでやれば絶対できるんだから!』





みんなの勇気や笑顔に感動し、今日も師範の正しい教えに納得し、会場を後にした。




午後からは実家へ急ぎ、空き家の換気や掃除をし、新聞を毎日届けてくれているご近所

の方へお礼の手紙を残しておいた。


実家は過疎化で、新聞配達をする人がいない。だから、近くの建物まで毎朝各家が新聞を

取りにいくのである。運動になるからこれもいい!と父は毎朝歩いて取りに行っていたが・・・


入院してからはもちろん行けない。


止めておいても良かったのだが、そんなとこまで頭が回らなかった。


玄関外の、父がいつも日光浴をする椅子のうえに、半月分の新聞がきちんと重ねてあった。


よその家の分まで、よその住人の帰りを待ちながら、毎日毎日届けてくれているのは、きっと

一番ご近所のおばちゃんに違いない。


回り道になるのに、本当にわざわざありがとう。感謝の気持ちでいっぱいになりました。




父が正しく生きている証拠だと改めて思いました。


田舎っていいな。


田舎で恩返しがしたいと考えています。


私に出来る事。構想はあります。


それが、本当に実現できるように、もっともっと大きな人間になりたいな。

by diet-sasaki | 2011-03-13 21:53

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